24節気フィールドワーク「清明(せいめい)」

三の丸庁舎を彩るピンクの絨毯と、世界が澄み渡る「解像度」の話

昨日4月9日、サクラキッズ南町ステーションでは、二十四節気の「清明」に合わせたフィールドワークを実施しました。目的地は、春の息吹に包まれた「茨城県三の丸庁舎」です。

「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」をその由来とする清明は、万物が清らかに、生き生きと輝く季節を指します。庁舎の庭園に足を踏み入れると、散り始めた桜が地面を覆い、鮮やかなピンクの絨毯となって私たちを迎えてくれました。

三の丸庁舎の桜と活動の様子

世界の輪郭を捉える「視覚体験」

清明の時期は、一年で最も光が純化され、大気が洗い流されたような圧倒的な透明感に包まれます。
地面に落ちる桜の影は鋭利なほどに輪郭を際立たせ、光と闇の境界線が物理的な現実として鮮明に提示されます。

お子様たちは、この解像度の高い風景の中で、影の境界をなぞったり、日向と日陰の温度差を肌で感じたりしながら、世界の物理的な境界線を特定していきました。ただ「花を見る」だけでなく、光の入射角や空気の重さの変化を敏感に察知するその姿は、環境の情報を正確に読み取ろうとする確かな眼差しそのものでした。

春の光に感謝を込めて

今回のフィールドワークは、素晴らしい天候に恵まれたことで、事前の計画通りにすべての行程を遂行することができました。青空の下、清明の光に包まれて過ごした時間は、お子様たちにとってもスタッフにとっても、心洗われるような素敵なひとときとなりました。

ピンクの絨毯を歩き、季節の変わり目を五感で受け止めたこの体験が、お子様たちの確かな自信へと繋がっていくことを願っています。穏やかな春の一日に感謝しつつ、今後もサクラキッズ南町ステーションでは、事実と季節の移ろいに基づいた質の高い活動を届けてまいります。

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