私たちの原点
この法人は、発達障害のある子を育てる母親たちの、
切実な想いから生まれました。
創設メンバーは皆、当事者の親として、
我が子が「発達障害」と告げられた日から、
社会からの孤立や、どうにもできない無力感に苛まれてきました。
「我が身亡き後、この子は自分の力で、
生きていけるだろうか。」
その尽きぬ不安が、私たちの原動力です。
だからこそ、私たちは決意しました。
「私たちと同じ苦しみや孤独を、
後に続くお母さんたちに決して味わってほしくない」
この魂からの願いに応えること。それが、私たちの事業の原点です。
私たちは、子どもが「自分の力で生きていく」ための、
一生ものの力を育みます。
人間は「アナログな存在」
便利なデジタル社会になっても、親の不安は消えません。
しかし、人間は本来、どこまでいっても「アナログな存在」です。
お腹が空いたひもじさも、想いが伝わらないもどかしさも。
そして、自分の手で何かを成し遂げた時の、震えるような喜びも。
すべては、身体を通した「実体験」の中にしかありません。
ここにあるのは、将来、便利な道具(デジタル)を使いこなすための、
人間としての「アナログな土台づくり」。
あなたの尽きぬ不安を、お子様の一生ものの自信へと変えるために。
私たちは、その試行錯誤のプロセスに、ひたむきに伴走します。
目指すのは「親亡き後の生存戦略」
私たちは、「ただ預かること」をゴールにはしません。
お子様の特性と現在地を見極め、まずは「安心」を確保した上で、
段階的に可能性を広げる4つの未来像を描きます。
制度による安心
まずは、生涯にわたり安心して暮らせる基盤を作ること。
福祉制度を適切に活用し、尊厳を守られながら、穏やかに地域生活を送るための準備を整えます。
理解ある環境での就労
福祉的就労や特例子会社など、特性への理解がある環境で働くこと。
支援を受けながらも、役割を持ち、社会の一員として貢献する喜びを育みます。
一般企業での自立
一般枠での就労を目指し、経済的な自立を図ること。
配慮を勝ち取るための「実力」と「マナー」を身につけ、ビジネスの世界で自分の居場所を見つけます。
高等教育への進学
大学や専門学校へ進学し、専門性を高めること。
「学びたい」という意欲を伸ばし、高度な知識や技術を武器に、社会で独自の価値を発揮する人材を目指します。
※これらは固定されたコースではなく、お子様の成長に合わせて柔軟に目指す段階的なビジョンです。
理念を実現する「3つの約束」
きれい事だけでは、子どもを守れません。
私たちは以下の具体的な手段で、お子様の「生きる力」を底上げします。
社会への接続と選択肢
インクルーシブとは、単に場所を同じくすることではありません。
将来、社会に出ていくための準備として、福祉の枠を超えた「個別指導塾への通塾サポート」も選択肢として用意しました。お子様の可能性を限定せず、学びの場を広げるための具体的なステップを提案します。
システムによる品質保証
支援の質を、スタッフ個人の経験や勘には頼りません。
2年間の準備期間を経て構築した「独自の療育データベース」と「行動台本」により、誰が担当しても、創設者の理念に基づいた最高品質の支援を提供します。
アナログな身体性の復権
デジタル社会だからこそ、泥に触れ、重さを感じ、人とぶつかり合う「物理的な実体験」を重視します。
5領域(健康・生活・運動・感覚・認知)を単なるルールではなく、生きるための「生活力」として身体に刻み込みます。
社会実装のための「2つの柱」
私たちの理念とメソッドは、以下の2つの事業を通じて
地域社会に実装されています。
放課後等デイサービス事業
サクラキッズ・ステーション
「アナログな土台」と「4つのゴール」に基づき、お子様に直接的な療育を提供する拠点です。
ここでは、スタッフの属人性を排除し、常に一定の成果を出し続けるための独自の品質管理システムが稼働しています。
保育所等訪問支援事業
(環境アセスメント・コンサルティング)
お子様が集団生活を送る保育所や学校へ専門職が出向き、環境調整を行う事業です。
「子供を変える」のではなく、「環境を変える」ことで適応を促す。サクラキッズのノウハウを地域全体のインフラとして提供するアウトリーチ活動です。
ご支援いただいた皆様へ
実績も何もない創業期の私を信じ、事務所の設置から運営の基盤づくりまで、
多大なるお力添えをいただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
皆様から託されたこの「バトン」は、必ずや子どもたちの未来という形で社会にお返しします。
サクラキッズは、私たちだけのものではなく、皆様の想いが結集した公器です。
私たちの組織体制・情報公開については、
法人概要をご覧ください。
